電気自動車が実用化され始め、電力の供給から再構築するスマートグリッドが脚光を浴びているが、電気自動車が少ない社会では容易だろうが、増えてくると心配だ。

電力の需要増加に伴う原子力発電所の建設が不可能な情勢になっているからだ。言わずと知れた震災の影響だ。建設どころか運休中の再稼動も困難な状況である。

昼間利用した自動車へ夜間充電することになるだろうが、夜間電力の消費が大きくなれば、安い深夜料金も維持できないだろう。燃料費が安くなくなれば、電気自動車はクリーンなイメージだけが残る。しかし、その「クリーン」も火力発電ではクリーンとは言えなくなる。

震災まではよかった。電力は低価格で低公害、枯渇の心配も要らないプルトニウムで生産できた。しかし、変わってしまった。高価格でCO2を大量に排出し、いずれ枯渇する石油に頼らざる終えないのだ。

大規模太陽光発電メガソーラーが着工されているが、供給は天候に左右されるので安定しない。

原子力発電所や燃料資源を持たない日本は、社会全体の燃費は世界一だ。しかし、原子力が使えなくなった今、出るか次の一手。

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